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SELF CHECK タイヤセルフチェック

タイヤセルフチェックには、まず自分の車の指定タイヤサイズを存知することが大切です。
車種やモデル毎に指定タイヤサイズが違うためです。
以下2つの箇所に記載されているので確認をお願いします。

■タイヤの側面(サイドウォール)
タイヤのサイズが記載されています。

■車のドア横のステッカー
タイヤサイズと空気圧が記載されています。


「走る」「曲がる」「止まる」といった車のベース機能は
路面とタイヤの摩耗によりサポートされています。
摩耗が進行すると、タイヤ本来の機能を振るうこと出来ずに
パンクや、運転への障害など、様々なトラブルが生じる可能性が出てきます。
品質の劣ったタイヤは交換を忘れないようにしてください。

SIZE INFOMATION タイヤの寸法とタイヤサイズ表示について

①タイヤの側面(サイドウォール)で確認

写真の箇所にある、数字になります。

各数字の意味は下記の表をご参照ください。

ISO表示例 175/ 65 R 14 86 H XL

  • 175 タイヤの幅
  • 65 偏平率(%)
  • R ラジアル 構造
  • 14 リム径の呼称(インチ)
  • 86 ロードインデックス(LI):単輪
  • H ロードインデックス(LI):複輪
  • XL 規格の名前
    この場合は「エクストラロード規格」

ISO表示例 195/ 60 R 17.5 112/110 L

  • 195 タイヤの幅
  • 60 偏平率(%)
  • R ラジアル 構造
  • 17.5 リム径の呼称(インチ)
  • 112 ロードインデックス(LI):単輪
  • 110 ロードインデックス(LI):複輪
  • L 速度記号
    ※記号の意味については下記リスト参考

タイヤ表示速度記号

  • L・・・最高速度 120km/h
  • N・・・最高速度 140km/h
  • Q・・・最高速度 160km/h
  • S・・・最高速度 180km/h
  • T・・・最高速度 190km/h
  • H・・・最高速度 210km/h
  • V・・・最高速度 240km/h
  • W・・・最高速度 270km/h
  • Y・・・最高速度 300km/h
  • ZR・・・最高速度 240km/h超
  • (Y)・・・最高速度 300km/h超

②運転席のドア部で確認

写真のいづれかの箇所に
純正タイヤサイズが記載されたステッカーが貼ってあります。

ステッカーの記載例

  • タイヤ空気圧(kPa{kg/㎠})
  • タイヤサイズ
    195/65R15 91S
  • 前・後輪
    230 {2.3}
  • 応急用タイヤ
    T135/80D16 101M
    420{4.2}

EXCHANGE 交換の目安

①スリップラインが表示されている場合

スリップサインはタイヤの残り溝の深さが1.6mmを表す基準になります。
法律では、これが1箇所でも出たタイヤは使用不可と定められています。

  • タイヤの溝が途切れるスリップサインは、たとえ1箇所でも危険の印です。
  • タイヤの端にある三角マークがスリップサインの表示マークになります。

②キズ・ヒビ割れしたタイヤの場合

周期的にタイヤにキズやヒビ割れがないか確認してください。
タイヤ内部のコードにまでヒビ割れが届いた場合、故障が危惧されます。

  • 側面や表面にキズ・ヒビ割れがある場合
  • タイヤ内部のコードまでヒビ割れが届いていなければ、安全に支障はなくそのまま使用出来ます。

③製造年から5年以上経っている場合

利用し始め5年以上経ったタイヤは経年劣化しています。
①と②の条件を満たしてはいなくとも
引き続き使用できるか、プロの目で判断を受けることを推奨しています。

  • 5年以上製造年から経っている場合

④片側だけスリップサインが出ている場合

タイヤの一部分だけが異常に摩耗する現象のことを偏摩耗と言います。
これが起きた場合、一部分にだけスリップサインが出ることがあり
そのままでは車検の審査基準に満たないのでご留意ください。

  • タイヤの偏摩耗により、1箇所でもスリップサインが出ている場合

AIR PRESSURE タイヤの空気圧の維持・管理

タイヤに補給された空気はおのずと抜けていきます。
タイヤ本来の力を振るう為には
自動車メーカーが規定した空気圧を保たなければいけません。
給油などのお好きなタイミングで構わないので
月一回、空気圧をメンテナンスし、空気圧を管理することが望ましいです。